安全性

イソフラボンのサプリの安全性

大豆製品に多く含まれるイソフラボン、これはどのような物質なのでしょうか。
マメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと構造が似ており同じような働きをする物質と言われています。
大豆製品に多く含まれているのでもちろん日本人にはなじみの深い物質です。

例えば豆腐、味噌、油揚げなど日常口にする多くの食品に含まれています。
しかし現在、食品安全委員会ではイソフラボンの一日の摂取上限量を75mgとし、うちサプリメントの形で摂取するのを30mgまでにするという基準を示しています。
なぜこのような基準があるのでしょうか?
イソフラボンは危険な副作用のある物質なのでしょうか?
発端は特定保健世食品が制度化され、イソフラボン強化味噌とサプリメント2種が特定保健用食品として申請されたことでした(特定保健用食品は成分ではなく商品個別で審査されます)。

このため食品安全委員会は今まで特に基準の無かったイソフラボンの摂取に対して安全性の根拠とともに一定の基準を設定することになりました。
その安全性の根拠はイタリアのベルージャ大学で行われたイソフラボンに関する臨床試験で閉経後の女性180人ほどに5年間、1日150mgのイソフラボンを投与したところ子宮内膜増殖が6例現れたということによります。
そうして食品安全委員会はこの半分である75mgを安全性の基準として認定しました。
2002年に行われた国民栄養調査によると日本人でイソフラボンを75mg以上摂取している層は5%しかいなかったという結果が出ているので通常の食生活で過剰摂取を心配する必要はありません。

ではサプリメントでの摂取に設定されている30mgはどのような根拠によるものでしょうか?
現状の日本人のイソフラボンの摂取状況を前提としたうえで30mgの摂取上限を設定しています。
特に一人暮らしをしていると一日に一度も大豆製品を摂取しないという人もいるかもしれません。
体調を整えるため大豆製品をあまり摂取しない人はサプリメントとして摂取しましょう。